コンセントの増設はいつでもできる?
コンセントの増設を行う場合、まず電気回路の容量を確認する必要があります。
現在の回路に十分な余裕がなければ、新しいコンセントを追加しても安全に電力供給ができません。使用する機器が増えることで過負荷になり、ショートや火災の原因となることがあります。
容量オーバーとならないためには、新たに専用回路を設ける必要があります。この場合、ブレーカーや配線を新たに設置する必要が出てきます。コンクリートや鉄筋の壁、レンガの壁などでは、穴を開けたり、配線を埋め込んでいくための工事となるため大掛かりな工事となることもあります。
現在の回路に十分な余裕がある場合のコンセントの増設は、簡単に行うことが可能なので、大掛かりな工事とならずに済みます。
コンセントを増設する際には、設置する位置も慎重に選ぶ必要があります。例えば、家具が邪魔にならない場所や、使いたい電気機器が届く場所に設置するなどで、すでに配線が通っている場合、その配線と干渉しない場所を選ぶことが重要です。
増設のタイミングは、できればリフォームなどを行うタイミングに行うのが手間やコストを削減できるのでおすすめです。
家電製品の使用や生活が便利になるために、必要に応じて検討してみると良いでしょう。